退化する脳、育つ脳

突然ですが、若宮正子さんという方をご存知でしょうか?
82歳のおばあちゃんです。
今、世界的に注目されている人物です。

退化する脳、育つ脳

若宮さん

最年長のアプリ開発者

実はこれ、若宮さんが作ったアプリなんです!

若宮さんアプリ

しかも、このアプリを作るために今年の初めに一からプログラミングを勉強したというのですから、驚きです。

そんな実績が高く評価され、Appleが開催したイベントにスペシャルゲストとして招待され、「最年長の開発者」として紹介されました。
(ちなみに最年少の開発者は10歳。その差、何と72歳!)

何もしなければ脳は衰える

生まれた時点から、脳の神経回路は減っていくと言われています。使っていない神経回路はどんどん削除されて省エネ化していくのです。

若い頃はそれこそが学習効果だったわけですが、年齢を重ねると、脳の効率化は老化を早める要因になります。

40歳を過ぎると、脳は急激に老化します。
50代になるとさらに老化スピードは加速します。

あなたが普段使っていない部位は、今までの人生でほとんど使っていなかった場所ですから、年齢を重ねるたびに急速に老化していくのです。

また、脳というのは基本的にサボりたがりです。面倒臭いのがキライです。隙あらばすぐ休もうとします。

あなたがいつも使っている脳の部位は、おそらくこれからもよく使われるでしょう。同じような使い方を続けていくと、脳はどんどん省エネを覚えて楽をしようとします。これが退化の元。

ともかく、何もしなければ、人間の脳は急速に老化し、退化していくのです。

脳を鍛えるのは今からでも遅くない!

では、どうすれば脳の老化を防ぎ、脳を鍛えられるのでしょうか?

そのために最も重要なことは、使っていない脳の部位を使うことです。

この使っていない脳の部位は使い始めると急速に成長します。この使っていない部位こそが「脳の伸び代」というわけなのです。

つまり、普段やらないことをすることで、脳の神経回路は伸ばせるのです。

80歳からドラムを始めた男性
田丸久喜さんは工場を経営する社長さん。

この方、80歳でドラムを習い始めました。

そして、1年後MRIで脳の変化を比べたところ、神経繊維がどんどん増えて、特に手足の運動を担う部位が生き生きと成長していたのです。

これは何と、小学生の脳の一年の成長に匹敵するそうです。

ご本人曰く、

「将来はドラムソロをやりたい。一番怖いのはマンネリ。決まった通りにやっていると危ないので、常に変えていく。マンネリ生活にならず、新しいことにチャレンジする。それが心の老化予防にとって大切!!」

だそうです。

脳は死ぬまで成長する

かつては、「脳は3歳までで決まる」という三歳児神話がありました。三つ子の魂百まで、というやつです。

確かに事実の部分もありますが、必ずしも絶対ではありません。

今回ご紹介したお二人とも、全く初めてのことを80歳過ぎてから始めています。

脳の神経細胞同士の繋がり(神経繊維)はどれほど年齢を重ねても変化し成長し続けるのです。

チャレンジし続けている人は若い

好きなことを生き生きとやっている方。

いつまでもチャレンジ精神旺盛な方。

そんな人たちはいつまでも若々しくてカッコよく、美しいです。

外見だけでなく、精神的にも素晴らしい。

チャレンジし続けることで脳の様々な神経回路が活性化してる人は、どこをとっても老けにくいのです。

今日からできる新しい脳の使い方

  • 部屋の整理整頓と模様替え
  • スマホやPC、雑誌などの文字情報を離れ自然を眺める
  • 歩く
  • カラオケ
  • 絵を描く
  • 料理する
  • 楽器演奏する
  • 旅行に出る
  • 芸術作品に触れる
  • ラジオを聴く
  • 他人が決めた行動計画を実行する
  • 人と会う
  • 日記を書く

など、楽しんでチャレンジできる日常になかったことであれば、何だってOKです。あなたもぜひ、新しいことに挑戦してみてください。