あなたの見ている世界は脳があなたに見せている世界

クリスマスが過ぎると、巷では慌ただしく年末年始の準備が始まります。

目に見える準備もですが、心の大掃除(1年の振り返り)や、新年に向けての目標設定も、年を越すための大切な準備でしょう。

今回は脳が認識する視覚について書いてみました。

脳と視覚

脳と視覚

脳で見ている

私たちは日頃、物を見ているのは「目」だと考えがちですが、実は「見る」という作業は目と脳の非常に緻密な連携作業によって行われています。目はカメラのレンズとフィルムの役割をし、そこから電気信号に変換され脳に情報が届いた時、ようやく画像として認識されるのです。

その際、脳はとても複雑な処理をして、目というカメラでとった画像を現像しています。

  • 平面を立体にする
    2つの眼から見える2つの視覚情報を、1つにまとめて処理することによってものを立体に見せる。
  • 見えないものを補う
    過去の経験から実際には見えないものを補って見せる。
  • 意味づけをする
    過去の経験から想像し、形に意味をもたせて見せる。

このように脳は、目に映ったものに経験からの情報を加え、見えないものを見せることができるのです。

脳は情報を操作している

逆に脳は、普段全く必要としていない情報はカットしていることがあります。そこにあるのに見えていなかったり、人があそこにあったと言っても、自分は覚えていなかったりすることってありますよね。

見えるのに見えないのです。

大掃除を始めると、普段は気にもしていなかった所の汚れが目についたり、掃除をした先した先が気になったりすることがありませんか。

脳は目的を定めると、そこに意識がいくよう指令を出し、普段全く目に入っていなかったものにも 焦点を当てていきます。

例えば車の運転中、ラーメンが食べたいと思うと、急にラーメン屋の看板が目につくようになったりするのもそのせいです。

つまり脳は実際にある世界をそのまま見せているわけではないのです。

脳が見せる世界

脳はイメージに近い世界を見つけやすくしてくれます。

それには良いも悪いもないため、マイナスイメージを抱きやすい人はマイナスのことが目につきやすく、何でもプラスに捉える人はプラスのことが目に入ります。

同じ世界に住んでいても、実はどこに焦点を当てて見ているかで、見えるものが違うのです。

来年の目標

1年を振り返るということや、来年の目標を決めるということによって、これからどこに意識を向けるかが変わります。

意識を向ける先が変わると、入ってくる情報が変わります。

入ってくる情報が変わると、行動が変わります。

行動が変わると、現実が変わります。

1年を振り返って、今年はあまりいいことがなかったと思う人は、ぜひプラスのイメージをしながら来年の目標を立ててみてください。

今年はいいことがたくさんあったと思う人は、さらに楽しくなる目標を立ててみてください。

目標というと、頑張らなければいけないことをあげる人が多くいますが、そんな目標はちょっと後回しにして、まずは自分がどんな1年を過ごしたいかをイメージし、そこに焦点を当ててから、良い年末年始をお迎えください。


少しだけ、年明けの色が違って見えるかもしれませんよ。